著者:古森義久
出版社:ビジネス社
星★★★★★
タイトルは強烈な皮肉です。著者は元毎日新聞記者で、執筆時点では産経新聞記者です。著者はベトナム戦争の取材をする中で、朝日新聞の記事はおかしいと感じ始めたとか。
朝日新聞と主張と真逆なことをするとうまくいくというのは、爆笑もんです。また本の中には、朝日の様々な手口も公開されており、非常に読み応えのある本です。いわゆるの従軍慰安婦の強制連行された人数がなぜ20万人といわれるのかの理由もこの本に書かれていて勉強になりました。(女子挺身隊と混同→女子挺身隊が20万人いた→20万人強制連行された、という推論らしい。うろ覚えで書いています)
https://www.asahi.com/articles/ASLC253T9LC2UTIL01V.html
この本を読んだあと、この記事を読むと(全文は読めなくなっているけど)、謝罪は必要ないという思いを読者に起こしたくて、わざわざ文化の違うヨーロッパ人のジャーナリストに喋らせているんだなと。朝日ウォッチャー必読の書です。
星五つです。