氷河期を越えた先

就職氷河期を経験した団塊ジュニアが、昭和・平成の思い出の他どうでもいい事を書き綴るブログ。大事な思い出を忘れる前に書き留めておきます。

「沖縄の不都合な真実」を読んで

沖縄の不都合な真実 (新潮新書)
著者:大久保 潤,篠原 章

古本屋さんをぶらぶらしていて、たまたま目に留まったので、沖縄フリークでもないですが、なんとなく購入しました。が、内容はすごく濃くて、いい感じでした。この内容が本当であれば、基地返還の運動は、振興費を引き出すためにやっているだけの茶番ということです(しかも沖縄県の支配階級たる公務員とかそのOBが運動をやっている)。辺野古の住民は基地移設に賛成しているのに、よそから来た人たちが反対運動するとか、沖合に少しずらすのは地元の土建関係の会社が儲けたいからとか、
普天間第二小学校は基地ができてから20年以上経ってから建てた、などなど結構濃い内容です。
また、沖縄には同調圧力があり、言論封殺まがいのこともされるそうです。
筑紫哲也大江健三郎、山○○治なんかの名前もちょっとですが出てきます。ちょーおすすめ。
星四つです。★★★★☆

この本を読むと、
[沖縄から米軍基地をなくすたったひとつの方法[橘玲の日々刻々]]
https://diamond.jp/articles/-/197317
なんて、話にもならないものすごく薄っぺらいことしか書いてないなぁ、という感じ。